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コーティングの選び方 2/2
現在、固形・半ネリ・液体ワックスやコーティング剤が様々な種類や特徴を誇示されながら量販店で市販され、数多くあるディテーリング屋(コーティング屋)で色々な謳い文句のコーティングが行われています。 ※ここでは誤解を避けるためワックスもコーティングの一種としてコーティング剤という表現を用いさせていただきます。 そのうちのどれを選ぶべきか? 何が良くて、何が悪いか・・・・・ それはオーナー様の嗜好があり、強い撥水性を求められる方も居れば、光沢を求められる方も居ます。そして、クルマの使用状況やの保管状況によってもその選択は異なり、愛車のケアに掛けられる時間によっても使うものが異なります。 したがって、これこそが最高のコーティング剤だと言い切ることは出来ない。言い切った時点で過ちを犯しているのかもしれません。 信者的固執を持てば、今使っているコーティング剤の短所すら見えなくなる恐れがありますから、その点を踏まえた上で出切るだけご自身のクルマの使用・保管環境に適したコーティング剤を選択していただきたいと思います。 ここでは、より本質的なメンテナンスの近道を探ることを考察してみたいと思います。 かつて主流だった固形ワックス、一昔前は、綺麗に輪を描きながら塗り込み、ワックスが乗ったまま走っていた方もいました。 時代は移り変わり、最近使っている方は非常に少数となったようですが、フチやエンブレム周辺の拭き取りの面倒さと持続性の弱さを除けば、高級品ならば、その蝋成分のおかげで怪しいまでの光沢感をを演出してくれる。 今でも強い照明下に晒されるショーカーには使われ光沢感を見せ付けてくれるような便利かつ効果的な一品だと思います。 それとは反対に施工を避けておいた方が良いものも見受けられます。 一つは、膜圧が厚く生じるコーティング剤です。 そして、硬さだけを追い求めるコーティング剤です。 この2つは再施工時にコーティング剤を剥がすのにも手間取ることとなります。