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  コーティングの選び方    1/2         

現在当店グレードアップでは3種類の特徴の異なるコーティングをご用意いたしております。

・テフロンポリマー
・マキシムコート
・キングベール

何故3種類のコーティングを使い分けるのか?

同じ車でも、オーナー様によりその使用・保管状況はことなります。
そこで出来る限りその使用・保管状態に合わせてお選びいただけるようにと
3種類のコーティングをご用意いたしておりますので、
ご自身の愛車の現状に合わせたコーティングをお選び下さい。







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    テフロンポリマー・マキシムコート・キングベールの比較




コーティングの性能比較

  施工価格 撥水性能 滑水性能 持続性能
テフロンポリマー
マキシムコート
キングベール




特徴ある3種類のコーティングの選び方。



・使用環境の観点から
日頃から使う実用車では、おのずと洗車回数も増えます。コレクターカーでは、乗る機会も少なく洗車の回数も少なくなり、かつ洗車も丁寧となると思います。
洗車をすればヘアースクラッチが生じ、回数が多くなればなるほど傷は多くなるのが当然です。
ヘアースクラッチが生じると、艶と光沢が徐々に失われ、「みがき」を掛けなければなりません。
一定レベルの美しさを保つのにどれぐらいの間隔で再施工する必要があるかをお考え下さい。
洗車回数の多い方は安価なテフロンポリーを、洗車回数の少ない方は高価でもコーティングの安定性の良いモノをお選びいただくことをお勧めします。

激しいヘアースクラッチ 研磨後
厚いコーティングを剥離作業 厚いコーティングを剥離作業

  ※画像クリックで拡大表示可能


・保管環境の観点から
雨の日に雨滴がボンネット上で綺麗に転がる様は美しいものです。
しかし、雨が上がると雨滴は徐々に乾燥して不純物が凝縮してゆきます。
その際、完全に中性ならば塗装への影響も少ないのでしょうが、埃や汚れを含んだ水滴は酸性やアルカリ性に傾き塗装にダメージを与える事となります。
雨上がり後ただちに洗車できる方は少ないと思います。
そこで雨滴が残らない滑水性能の強いマキシムコートの有利さがご理解いただけると思います。
水滴の多くは砂や埃の核を中心として粒となりますが、この核となる粒を出来るだけ流し落とすように設計されたマキシムコートは撥水の美しさはありませんが、雨上がり後の車の汚れを極力押さえることが出来ます。
マキシムコートは、屋外保管でマメに洗車出来ない方や洗車不精の方には特にお勧めです。

水滴の核
厚いコーティングを剥離作業




・施工間隔(サイクル)の観点から
コーティングは1回行えばそれで全てを満たせるものではありません。
クルマは屋外で使うものであり、風雨や紫外線を受け、洗車をすれば傷もつき、不用意なドアの開け閉めで傷ついたり、飛び石で傷ついたりと常に劣化の方向へとしか向かいません。
それは実用車でもコレクターカーであろうと同じです。
ただ、そのダメージを受け「みがき」を掛ける必要性を要するサイクルはクルマにより異なります。
1年で「みがき」を必要とする場合や5年経過しても「みがき」を必要としないクルマもあります。
ご自身のクルマの扱い方を考慮していただき、再施工までのサイクルを考えてコーティングを選ぶこともお考えいただきたい事です。
従来からあるテフロンポリマーコートでは、4フッ化エチレン(テフロン)をバインダー(接着剤とお考え下さい)に含ませてコーティングされていますので、このバインダーの持続性能によりその寿命が左右され、屋内保管で雨の日には走らせない車でも3年程度で、屋外保管では1年程度の寿命とお考え下さい。
キングベールは、強い硬さを持たずVOC(揮発性有機化合物)も含まない安全で安心なガラス系でありながらフッ素皮膜を有するもので、その持続性は屋内保管ならば5年以上となり施工間隔を飛躍的に伸ばすことが可能となります。しかし、屋外保管の場合には強い撥水性能が仇となりイオンデポジットを生じやすくなります。




施工時の価格は安ければやすほどありがたいのですが
使用・保管状態をしっかりと見極めていただければ、
どのコーティングがご自身のお車に相応しいかご判断いただけるものと存じます。







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